パーソナルカラーがわかりやすい人・わかりにくい人
パーソナルカラーに悩める人
MITOWAにいらっしゃるお客様の中には、自分のパーソナルカラーが分からず、迷われている方も多くいらっしゃいます。
パターンとしては
①自己診断で合っているの?
②いつも違う結果になるけど、正解は?
③◯◯色が似合う(似合わない)って言われたから、△△シーズンだと思うけど。。
などとご自分で考えて、でも答えがでないから、カラーリストを訪ねて来て下さる訳ですね。
ありがとうございます
m(._.)m
本当に責任のある仕事です!
パーソナルカラーがわかりにくいって?
パーソナルカラーがわかりにくい人って、いらっしゃいます。
パーソナルカラーの基本となる
イエローベース
ブルーベース
ですが…
●青みのある色を当てて肌色がきれいに見え、透明感を感じる→ブルーベース
●青みのある色を当てて顔色が悪く見え、キツくなったり怖く見えたりする→イエローベース
●黄色味のある色を当てて肌が艶めき、明るく健康的に見える→イエローベース
●黄色味のある色を当てて肌が乾燥したり、ゴワゴワしているように見え、野暮ったく感じる→ブルーベース
と、このような肌の見え方の変化を、私達カラーリストは見極めて行きます。
パーソナルカラーが分かりにくい人とは、『これらの変化が顕著に現れない人』と言えます。
似合う色は実はわかっている?
サロンにいらっしゃるお客様は、多くの場合似合う色のお召し物を着ている事が多いです。たとえパーソナルカラーがわからなくても、私達人間は感覚で似合うものを選べるからですね。
「◯◯シーズンだと思います!」とおっしゃっていても、ちゃんとパーソナルカラーの△△シーズンの色を着ていたりします。
「パーソナルカラーは△△ですよ。今日のお召し物もちゃんと△△の色ですね。」
とお伝えすると、
「えっ!これ◯◯シーズンの色ではないんですか?」と驚かれる。このパターンはとても多いです。
そう。
理屈や色のグループ分けがわからなくても、自分に似合う、似合わないは感覚でわかるのです。似合わないものは、脳が「何か変」と言うサインを送るのですね。
どんな人がわかりにくいの?
で、前の話に戻るのですが…
パーソナルカラーが分かりにくい人は、似合うと似合わないの落差があまりないので、ご自分でも感覚からも分からず、迷われている事が多いのです。
どんな人が分かりにくいのか?
①若い人
②肌も顔立ちもきれいな人=美の偏差値の高い人
影が映り込まず、顔色の落ち込みがあまりありません。分かりにくいと言えます。
これは、メイクが上手な場合も言えます。メイクさえ整えれば、似合う色の範囲が広がる…とは、こういう事なのです。
でもまぁ、このような方は好きな服を好きなだけ着て頂いて。。。
悩めるアラフィフ世代はどうなのか?
●明るい肌ではなく、色みがある肌色、肌がしっかりとした印象の人
このような方は、ドレープを当てても、大きく変化が無い傾向になります。
青みのある色でも透明感が出にくかったり、黄色みのある色でもくすみにつながらなかったりします。
分かりにくいと言えますね。
どうしたら…?
ドレープだけではわかりにくい場合、またはカラーリストは分かっているけれど、お客様の納得度が上がらない場合
私はよく「洋服だったら…」とお話ししています。
「こちらのドレープは素敵です。上品ですね。
またこちらのドレープも悪くありません。ハツラツとした印象ですね。
では、洋服として考えたらいかがでしょうか?
この色のワンピース、お召しになって出かけたら素敵です。きれいですよね。
ですが、もう一方のドレープのワンピースだったら?
頑張って着ている感じになりませんか?服だけが先に飛び出して行ってる印象がありませんか?」
お客様は
「確かにそうだわー。なるほどぉ、1枚の布では、わからないわねぇ」
具体的な洋服として提案した方が、お客様にはとても理解していただけます。
ネットの診断や、自己診断。
パーソナルカラーの特徴をはっきりお持ちの方には便利なツールかもしれません。
でも全ての人が、わかりやすい特徴を持っているわけではありません。
もやもやとスッキリしない方は、ぜひご相談ください。沢山のドレープを使って、お顔映りを一緒に確認して行きましょう。