アラフィフのアイメイクのこれからを考える

コロナウィルスによるサロン休業を停止し、6月から対面のレッスンを再開いたしました。

横浜メイクレッスン

 

 

 

 

 

 

今までと違い、レッスン前・レッスン後の室内やブラシ・チップ類のアルコール消毒、とても気を使います。そしてお客様にも、アルコールジェルや手洗いうがいの励行など若干のお手間をおかけしております。

横浜メイクレッスン

 

 

 

 

 

 

 

ご来店下さるお客様は、普段オフィスワークをしていたり、医療関係で働かれていたり、出勤に電車にのられたりと、感染リスクはある程度は避けられないけれど、対策を施しながら日常生活を送っていらっしゃいます。そのような状況の中でお選びいただき、マンツーマンの個人レッスンにお申込みくださっているようです。

私も、感染リスクを避けるためのできることは行いながら、メイクレッスンをご提供している日々です。

 

 

対面レッスンで今思うこと


基本的には、今までと同じようにレッスンをしておりますが、私自身もお客様も、少しだけ「心の変化」がメイクの内容に反映しているように思います。

50代からのメイク~と言っている以上、この先60代も70代も長く女性の美しさを求めて行きたいと思うのですが、そのために今どうするか?先々も持続可能なメイクか?そんな風に将来を踏まえてのレッスンになっている気がします。

今までは、
「だんだんと蓄積されたくすみ感をリセットする」
「気になるしみ・シワなどの年齢悩みから解放される」
など

「今の時点でいったん以前に戻しましょう!」
と言う考え方でしょうか?

「とにかくここらでスッキリと以前の輝きを取り戻しましょう」

そんなところを着地点に、メイクを組み立てていた感じがします。

 

 

もっと先を見通してみよう


けれど、今回のコロナウィルスの流行で、「安全」を求める気持ちがメイクに反映されている気がするのです。
それは、お客様の気持ちの中にも、私の心の中にも感じること。

がむしゃらに「垢抜け」「若見せ」なんて狙うのではなくて、(以前からそんなに狙っていたわけではないですが 笑 )

もっと長い時間軸で考えて、「自分を自分らしく魅力的に維持してゆきたい」気持ちが大きくなっている。。。

 

 

長く美しくいつづけるために


そう考えるとよりいっそう「自分のテクニックで出来て」「よりシンプルなやり方で」「現実的に効果的な」メイク法が必要になってくるのです。

 

例えば「アイメイク」
多くの人が「大きな目」を求めているのでは…と思います。

横浜メイクレッスン

 

 

 

 

 

 

なぜ大きな目が欲しいの?
ーだって大きな目は可愛らしいでしょ。。
ー私の目はぼんやりしているけど、目が大きいと目がはっきりするでしょ。。
ーだから、アイメイクを頑張りたいけど、難しくって。。。先生教えて下さい!

だからみなさん、素敵なアイメイクをするために
・アイラインも引かなきゃいけないし
・ビューラーでまつ毛をくるりんとさせなきゃいけないし
・マスカラも盛りっとつけた方が良いのでしょう
と考えてしまいますよね。

ですが

うーん、目が大きいとお顔がはっきりとして可愛い…ってほんとかな?

 

持続可能=サスティナブルなメイク?


私のサロンにいらっしゃるお客様は、「美魔女」や「ハリウッド女優」を目指しているなんてことはなく、皆さん私と同じような?普通の「市井の人」。特別感のあるメイクを求めているのではなく、日常の美しさを目指していらっしゃる方々です。

そんな女性にとっては、今までやってきたことのないメイクテクニックまで盛り込んで、果たしてそれがお役に立つのかな?特に「1dayメイクレッスン」では2時間でメイクを習うという制約があります。

「こんなメイクテクニックがありますよ」…と一般的なことをご紹介するよりも、「○○様のお顔にはここをこうするとよいですよ」と、お客様お一人お一人に合うメイクのご提案こそが大事だと思うのです。そしてそれは、もっと年齢を重ねた時も続けて行えるメイク…無理やり横文字を当てはめて「sustainable-持続可能」とカッコつけてみます。

英語でも日本語でもどっちでもいいのですが、今日の一瞬きれいになるのではなくて、これからもやってくるであろう老化にきちんと立ち向かえ、いつまでもキレイでいられるメイク方法でなければならないと思います。

 

50代からのメイクは無理をしない


そしてアラフィフメイクを考える時、いま一番気になるのはコロナウイルスの感染。ウイルスがどこから体内に入るかというと、それは粘膜からと言えます。

〇ウイルスがついた手で口、鼻、目などを触ると粘膜から感染する(接触感染)
〇飛沫と一緒にウイルスが放出され、口や鼻などから吸い込んで感染する(飛沫感染)

だから、目や口や鼻をやたらに手で触らないように、皆さん注意していると思います。

ですからメイク、特にアイメイクに関してちょっとハードルが高くなっていると感じます。

アイメイクの化粧品は、安全性の基準が厳しく作られています。粘膜に近いところに使うものなので、微生物汚染が起きないように滅菌処理、防腐剤が配合された処方になっています。

それでもサロンでは、6月以降のレッスンではマスカラ・アイラインに関してはサロンのものは使用しておりません。
お客様にお持ちいただいたご自身のもの、または未使用のプチプラのものを使用してお持ち帰りいただく。このどちらかの方法に統一しております。

お客様も「粘膜」に対しては慎重になっているので、アイメイクをどこまで行うかはお話しながら決めてまいります。

実は、アイラインで目を囲っても目は大きくなりません。
ビューラーはどんなに上手におこなっても、まつ毛をはさむことには変わりがありません。
マスカラをたっぷりつければ、落とすのにもたっぷりのクレンジングが必要になります。
まつ毛も重くなりまぶたに負担をかけます。
あなたの目のボリュームに合うマスカラのボリュームでなければ、まつ毛が一人歩きします。

そして、まつ毛は…どんどんと少なくなってゆくのです。

80代を迎えるころ、自分のまつ毛がちゃんとありますように。。。

 

 

自分自身に必要なアイメイクを必要なだけ


レッスンでは
・アイラインを使用した場合の効果と影響
・マスカラを使用した場合の効果と影響
をお伝えしているのですが、

実はアイメイクに行きつく前に、ファンデーションで肌が美しく見えるようになり、コンシーラーで気になるシミも目立たず、眉をキレイに整えて…もう本当にここまでで充分美しくなられることがほとんど!お客様もここまででお悩みの解決が多くできているのです!

だから、アイメイクの時点では、軽くアイシャドウだけのメイクでも、充分瞳が生き生きと美しくなっているのです。

 

「自分で出来る範囲の最大限を選ぶか?」
「もっと練習してメイクの高みをめざすか?」

これは、お客様に選んでいただくことができます。

そうなんです。将来を見通して、まつ毛を大事にしよう…とか、絶対自分ではアイメイクをがっつりとはやらないな(50代は経験上わかるのです)…とか、ご自分で選んでいただく。その方のご希望で決めて行く。そしてそれは私とお話しながら決定してゆく。

そこで、ビューラーを使わなくてもまつ毛を上げられる方法とか、囲みアイラインじゃなくても効果的で簡単なアイラインの方法なんかをレクチャーするのです。

だって、現実的に自分で出来なければ意味がないですものね。

 

50代からの引き算メイク


言ってみれば引き算アイメイクとなります。引き算であっても、瞳が輝く効果が十分に出ていればアイメイクの目的は達成できているので大丈夫なんですね。

私の場合はアイライン、マスカラはばっちりしています。ですが最近ビューラーは使っていないのです。

様々な選択がありますし、どれを選んでも良い。その日の気分や出かける場所によっても変えていい。ただしそれはメイク効果がきちんと出る方法であり、あなたを美しく見せる方法でなければならない。そして将来まつ毛がぬけてなくなってしまうようなメイクでもいけない。

自己流ではなくて、きちんとしたメイク法を学んでいただきたいな‥と思います。自己流では、結局はぼんやりしたままの目になったり、アイラインをしっかり引いても表情のない目元や古い印象の目元になったりしてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

レッスンは、1日で足りなければ、3回コースに変更することも可能です。自分で練習してみてわからないところをリピーター様コースでまたレッスンに着ていただいても大丈夫です。

 

 

メイクって「絶対こうじゃなきゃダメ!」などと言う決まりはないですし、一人一人違っていい。そしてメイクは楽しいものでなければならない。決して面倒くさいものでも、義務でやらなければならないものでもないはずです。

レッスンでは、お客様の生活スタイル・考え方・お好み・なりたいイメージなどなど一つ一つ相談しながら、一番シンプルで一番効果的なメイク法を探しだしてゆきます。この先80歳でも90歳でも自分らしくいられるためのものなのですから。

 

 

 

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