50代メイク – 顔の余白をつぶしてシミを目立たせなくする

横浜メイクサロン

いきなり「顔の余白をつぶす」って何でしょうか?
驚かしてしまったらごめんなさい。

 

50代メイクのシミの消し方


50代のメイクを考える時、シミやそばかすなどのはっきりとした色変、または肝斑・クマなどのぼんやりとした色変、これらをどう攻略してゆくか?この問題は避けて通れないと思います。

「コンシーラー」で消すのが一般的でしょうか?
「ファンデーションを厚く塗る」方もいらっしゃるかもしれません。
あとは「少しくらい見えていても仕方ない」とスルーするか?

そうそう、メイクレッスンにいらっしゃるお客様の中には「そもそもメイクでシミが消せるなんて‥思ってもみませんでした!」と驚かれる方もいらっしゃいます。

そう、メイクでシミはある程度消すことが出来ます。

ただし、コンシーラーの多用、ファンデーションの重ね塗りなどは、上手に行わないと「厚化粧に」になったり「コンシーラー」がぽつぽつ目立ったり、なんだかおかしなことになったりもしがちです。

実際のメイクレッスンではそのあたりのテクニックを学んでいただくのですが。。。

 

そもそもシミを消しただけで若々しくなるの?


レッスンにまだお越しでない方や、ご自分でメイクを変えてみたい方、コロナの影響で対面レッスンは躊躇している方などに、少しでもヒントになればとこのブログに書かせていただきますね。

 

私の考え方としては、「気になるものを消す」ことばかりに注力するよりも、「視線を外して全体としての印象をアップする」ことも大切だと考えているのです。これは「コンシーラーが上手く使えない」「ファンデーションが厚塗りになってしまう」などのお悩みも解決できる方法です。

人間の顔は(身体もですが)、年齢とともに骨格が緩んできて膨張する傾向にあります。また太ってしまって顔が大きくなることもあります。
みなさん、「あれ?私顔が大きくなった?」と思った瞬間てありませんでしたか?

私はあります(苦笑)写真でびっくりしました。
もちろんシミやたるみも気になりますが、顔が大きい!って気づくのもショックです。
それはある日突然やってきましたよ。

私の顔ってこんな大きさだっけ?
やはり年齢とともに顔は変化をしているのですね。

それから、街中で色々な方とすれ違う時感じるのですが、もっと年齢の上の方のお顔ってのっぺり広い印象がないでしょうか?もちろんそうでない方もいらっしゃいますが、一般的に年齢があがれば上がるほど、どんどん骨格が緩んできます。

骨格のゆるみや肉がついてしまったなどで実際の顔の面積も広くなっているとは思いますが、それにプラスして「立体感がなくなった」結果膨張してみえる…ということもあります。

新しい卵白で泡立てて作ったメレンゲは角がピンと立って「メリハリ」があります。
古い卵だとコシのないだらんとした、角の丸いメレンゲができます。
高さのあるメレンゲはスッと見えますし、なだらかな角のメレンゲは横広がりに見えます。

人間も細胞一つ一つの張りがなくなっているので、だらんとしたお顔になりがちですね。

 

50代メイクの考え方は様々


私が考えるメイクでは、その方を「違う人」にするのではなくで、「本来このようなお顔立ちだったはず」のお顔に戻す作業だと思っています。

若い頃の顔立ちに戻す作業の一つとしては、立体感を出してゆくことがあげられます。

立体感があると、顔にメリハリがでます。
もうそれだけで、印象としては若々しくなります。印象がアップすると、細かい薄いシミやそばかすなどは気にならなくなります。

物理的にコンシーラーなどの化粧品でシミを見えなくしてしまっても、それがイコール若々しい印象になるとは限らないのです。

 

昭和時代のメイク、あの頃のお母さんのメイクってそんな感じだったかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

子供時代の授業参観の時のお母さん達は、なんだか表情のない家にいる時とは違うおすまし顔でした。その頃はそれがお母さんであると思っていたので、違和感はなかったのですが。。

時代は令和になっています。

今は、お肌にファンデーションを塗りこめる時代ではありません。
粉っぽい「脂粉の香(しふんのか)」が漂う時代でもありません。

肌に立体感や透明感やツヤがあり、健康的な印象の方がずっと魅力的にうつります。きっと皆さんが目指したいメイクもこちらだと思います。

昔の「顔がだだっ広い」メイクではなく、メリハリのあるメイクをどう作って行くか。その結果、少々のシミなどなんのその、それよりもとっても健康的で若く見える、あか抜けてみえるl‥こちらが大事と考えます。

 

顔の余白があるのとないのでは‥


本題にも戻りますが、「顔の余白」をつぶしてゆくとメリハリのある顔立ちになります。

余白のたくさんある顔 ➡ 大きい顔 ➡ 老け顔
余白のあまりない顔 ➡ きゅっとしまった顔 ➡ 若々しい顔

人の目の錯覚を利用するのですが、お化粧なんてそもそも錯覚を利用して「化ける」ものですものね!

 

具体的に余白をつぶしてゆく方法ですが、

☑アイメイクで目の存在感を出す(大きく見せるばかりではありません)
☑目の周りを明るくする(色の差で目の周りの余白が狭く感じるようになります)
☑チークを入れる(頬がチークのスペースと残りのスペース=余白に分かれます。)
☑リップは小さく描かない(お顔の余白が少なくなります)
☑自然なノーズシャドウを入れる(お顔の中央に高さが出ます)
☑自然なシェーディングで輪郭補整をする(直接的に顔が小さく見えるようになります)

これらの方法は、ほかにもいろいろな効果があるのですが、今日のところは「お顔の余白を少なく見せる」こととして挙げておきます。

全て行う必要はありませんし、お顔立ちによっても変わってきます。
チークの入れ方、リップの描き方も、人により違ってきます。

細かいところは人それぞれですので、レッスンにきていただきお伝えするのが一番なのですが、考え方としては「お顔の中にほっぽらかしにするスペースをあまり作らない」ことです。

小さな顔と言うパーツの中で行う作業なので、微妙な匙加減も必要ではあります。

ですが、シミを消そう消そうとそればかりに注力するよりも、全体を見て印象の底上げを図っていく方が、結果的にシミなどに視線が行かなくなるということです。

 

サロンでもお待ちしています


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