チークの入れ方一つで小顔も立体感も手に入れる!
「アラフィフからのメイクにチークは欠かせない」
これは、私が常日頃言っていることで、メイクレッスンに来てくださったお客様は必ず聞いている私のセリフだと思います。
「でも先生、私は頬に赤みがあるので、チークを入れると真っ赤になって変なんです。 涙」
「私はチークを入れると田舎臭くなってしまうんです。だから使っていません。 泣」
「一度買ったチークが全然減りません。これ、いつまで使えるんですか? 苦笑」
チークのお悩みや間違った思いこみはとても多くて、レッスンでは一つ一つ問題を解くようにチークの効果的な入れ方をお伝えしています。
ここまでは、基本的にくすみがちなアラフィフのメイクに血色をプラスして、健康的なメイクにするプロセスです。
ですが、応用として「チークで小顔も立体感も作れる」効果があるんですね!
チークで演出できるもの
効果がある人はズバリ
○若い頃に比べて顔が大きくなった気がする
○若い頃に比べて顔にメリハリがなくなった気がする
そんな感覚をお持ちの方(私?)は、チークの入れ方にもちょっと工夫をすると良いですね。
おすすめは
○チークの二色使い
○艶をプラスする
の2点です。
血色を出すための色味は、肌を美しく見せる明るい色。
どんな色が良いかわからない方はパーソナルカラーをもとに選ぶと良いですね。肌なじみが良く、肌を美しく見せる色になります。
奥行を出すと言うのは、顔を立体的に見て奥に感じる部分に影をつくることなのです。私たちはメイクをするとき、顔を平面で見てしまいがちです。鏡に映る真正面の顔ばかりに注意が行ってしまい、顔が立体であることを忘れがちです。
ですが、顔の正面と側面をチークで作って行くと、側面は奥に入って行き結果的に顔がス~ッと細く見えるのです。
影の部分は肌になじむベージュ系、でも沈み込まない色。難しいですね。こちらもパーソナルカラーを基本にして考えると選びやすくなります。お一人お一人似合う色は違ってきます。詳しくはレッスンでお伝えしています。
光は、頬の一番高い部分が自然に輝くように、メイクで光を追加してゆくのです。具体的には艶の出るパウダーを入れる訳です。普段なかなかここまでのメイクはしないかもしれませんが、人がものを見る時の見え方をメイクで再現してゆくのです。
メイクのコツはなりたいイメージを持つこと
そうそう、絵を描く時と一緒ですね。どんな絵を描くか…まずは頭の中でイメージして描き始めるのではないでしょうか?
例えばリンゴの絵を描く時など、ツヤを表現するときは白くしたりしますね。影もつけてあげれば、絵のりんごが生き生きと存在感がでてきます。それと一緒ですね。
どんな顔立ちになりたいかをイメージして、そこに近づけて行く。そのテクニックやコツをメイクレッスンではお伝えしています。
頬の立体感が上手に表現できれば、視線がそこに行きます。本来アラフィフの頬の位置は下がり気味ですが(涙)、メイクで錯覚を起こすことができるのです。実は失われがちな艶も作ってしまえます。(笑)
メイクって、人がものを見る時の見え方、それを応用してなりたい顔立ちに寄せて行くものなんですね。それはなかなか一人ではわからないかもしれません。自分の事って自分ではわかりにくいもの。そして世の中の情報が自分に当てはまるとも限らない。なぜなら、お顔立ちは一人として同じ方はいないから。
チークだけでもいろいろなことが出来ます。ほかにもメイクのコツってたくさんありますよ!ぜひ一度トータルでメイクを習ってみませんか?