年代別アイメイクのポイント

横浜メイクレッスン

「50代からでも美しく」
アラフィフからのメイクレッスン 横浜みとわです。

横浜顔タイプ診断

 

メイクで一番難しいところって?


みなさんは、メイクの中で何が一番難しいとお感じですか?

口紅の色選びでしょうか?
ファンデーションの塗り方でしょうか?
それとも眉の描き方?

色々お悩みはあると思うのですが、一番多くのメイクアイテムがあり、様々な使用方法があって、個別にメイクテクニックを変えなければならないのが「アイメイク」ではないでしょうか?

アイメイクも大きく分けると
・アイブロウ(眉)のメイク
・目の周りのメイクに分けられます。

両方とも難しいことに変わりはないのでのですが、今回はアイシャドウやアイライン、マスカラ…とアイテムが非常に多い、目の周りのメイク法を取り上げたいと思います。

 

アイメイクの目的とは?


そもそもアイメイクの役割って何でしょうか?
何のためにアイメイクをするの?目を大きく見せるためなの?
なんとなく行っているアイメイク、本当に効果的にできているでしょうか?

「目は口ほどにものを言う」

目には口で説明するのと同じくらいに、相手に気持ちを伝えることが出来るチカラがあるようです。
自分の印象を大きく左右する目、できれば魅力的に見せたいですね。

 

アイメイクが難しい理由


人間の顔の特徴を骨格から見てみると、目のまわりには土台になる骨がありません。

目の部分は丸く抜けていますね(笑)
そしてその上に乗っている皮膚も、顔の他の皮膚に比べ非常に薄いのです。

薄いうえに支えがないまぶたの皮膚は、非常にたるみやすくしわもできやすいのです。そして、摩擦などの刺激にも弱く、ダメージを受けやすい部分なのです。

ですから、アイメイクでダメージをカバーすると、一気に垢抜けした若々しい印象になるわけです。
(ダメージをこれ以上進めないためのスキンケアも大事です。)

ところがそのダメージが人により様々で、メイクテクニックも様々なのですね。どんなコスメを選ぶか、どんなメイク道具を選ぶか、どうメイクして行けばよいか等…選択肢が多すぎるので、「アイメイクは難しい」となってしまうのです。

 

 

年代別アイメイクのポイント


そこで今日は、上品で自然なアイメイクのポイントを、おおよその年代別にまとめてみます。
あくまで年代ごとの傾向ですので、年齢に関係なく、当てはまるなぁと思われた部分は参考になさってアイメイクをしてみて下さいね。

では40代から行きますね!

 

【40代】

20~30代に比べ、メイクのお悩みがグッと多くなる年代です。
若い頃にはあまり感じなかったお顔のパーツの変化、40代からは大きく感じるようになり、お化粧法も若い頃のままでは違和感が生まれてくる年代です。

特に「目ヂカラ」がなくなったと思われる方が多くなってきます。そしてアイラインが引きにくいと思い始めます。

顔の筋力が低下し始める
まぶたの筋肉も衰え始め、ハリがなくなってくる
メリハリがなくなりぼんやりとした目になる

特に目の大きい人二重の幅の太い人は、まぶたの下がりが早い傾向にあります。
今までずっと、「はっきりした目」「大きな目」といわれてきたのにあれ?なんだかぼんやりした目になった…と感じることはないでしょうか?

そんな方へのメイク法です。

①アイシャドウで目元に陰影をつける
アイホールには明るい色を使いくすみをとばします。目の際には濃い締め色を使います。アイシャドウはあくまで目に陰影をつけるのが目的。陰影のある目はメリハリを感じます。目を大きくすることよりも、メリハリのある印象深い瞳をめざしましょう。

②アイラインは部分使い(黒目の上下のみ)
目の際をぐるっと囲ってしまうと、ラインにより目が分断され逆に小さく見えてしまいます。

③アイラインは跳ね上げない、伸ばしすぎない
目じりからびょんと伸びるアイラインは不自然な印象になります。目尻が下がってきたからとアイラインを上向きに延長するのは逆効果になりやすいです。

 

 

【50代】

まぶたが重くなるのはもちろん、目尻側のまぶたが下がって目にかぶってくる人も出始めます。
目の形が三角に変化してゆきます。

三角目のメイク法

アイシャドウは目尻よりを濃く幅広く塗ります。目を開けた時に色が見える位の幅に。ここでも、目尻が下がっているからと言ってアイラインを跳ね上げるのは不自然になります。(これはどの年代も同じですね)

 

 

【60代】

先ほども述べたように眼球の周りには骨がありません。いままで支えてきた筋肉が衰えることでまぶたが落ち込み、目がくぼみます。

二重のラインの上に、眼球のラインの部分に影ができます。疲れて、おばあさんぽい印象になりがちです。

まずは色の特性を使いくぼみをカバーをしてゆきます。
白っぽい色⇒前に出て見える
黒っぽい色⇒後ろに引っ込んで見える

これをメイクで応用するには、目の周りをほかの部分より白く仕上げます。
頬に使うファンデーションよりも1,2段明るい色で目の周りは仕上げます。明るいファンデーションでも良いのですが、よりおすすめはリキッドコンシ-ラーです。
目の周りは皮膚が薄いため年齢肌には色素沈着が起きています。ファンデーションよりもカバー力のあるコンシーラーで明るくみせましょう。
まぶたのトーンを明るく均一にすると、アイシャドウがきれいに発色します。

そして、眉もきちんと整えましょう。眉がボサボサしていると、顔全体の印象もぼやけてしまいます。眉尻(眉の終点)は眉頭(眉の起点)よりも若干上気味に。眉が下がっているとより年齢を感じさせてしまいます。

まぶたのくぼみを目立たなくさせるのに、直接まぶたに何かをするのではなく、周囲をピシッと美しく整えて対比でくぼみの影を目立たせなくします。コンプレックスは強みに変えられます。

 

【70代~】

やはりまぶたのくぼみや下がりは気になるのですが、眉毛やまつ毛の減りも激しくなります。


ビューラーではさむまつ毛がない!そしてアイホールのくぼみによってビューラーのカーブが沿わなくもなります。ビューラーがまつ毛にまで届かなくなってしまいます。

そんな時はマスカラが強い味方になります。ビューラーを使わなくてもマスカラだけでまつ毛を伸ばし、ボリュームを出すことは可能です。
え?70代でマスカラ?とは思わないでくださいね。本当に効果的なのでおすすめします。

①マスカラ下地を塗る。(ビューラーでまつ毛が上げられる方はあげておいてください)
まつ毛美容液を兼ねるものがよりおすすめです。
②ロングタイプのマスカラを塗り、長さ出しをする。
③少し乾かし、そのうえからカール力のあるマスカラでまつ毛を上げるように塗る。

その時マスカラのブラシは、小さいものの方が小回りが利くのと、毛量の少なくなくなったまつ毛もキャッチできるのでお勧めです。

こうすると、短くなってしまったまつ毛も存在感を増して来ます。
まつ毛があがると、正面から目の上の部分に放射線状に見えます。するとグッと目力がアップします。
ぜひお試しください。

年齢が上がれば上がるほど、手数が増えては行きますが、それだけ効果的にもなります。

私も年齢ごとにアイメイクのアイテムが多くなったように思います。
ぜひ面倒がらずに、新しいことに挑戦するつもりでアイメイクを楽しんで下さい。

 

最後に


今回は基本的に二重の目の場合のメイク法をとりあげました。
一重さん、奥二重さん、三重~何本かの線がまぶたに入っている場合等は、またほかのテクニックが必要になります。

ちなみに私は左目が二重、右目が三重(?)と言う面倒くさいガチャ目です。

横浜メイクレッスン

あまり非対象にならないようにメイクをしています。目を閉じると、アイラインの幅もアイシャドウの幅もちがいます。

本当に人の目は千差万別。ぜひご自分の目にピッタリなアイメイクを見つけて下さいね!

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